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2016.04.21 (Thu)

「魔少女毒少女」Web版を読み終えました!

さて、情報を頂いていた-「最後まで読んだけど良かったですよ」というコメントも-「魔少女毒少女」ですが、ようやく読み終えたので話題に。

結論から言えば
非常に良かった
ですね。

バトル有り、世界の謎有り。
ストーリー的にも熱くなれるのは勿論、サラとリリスの関係がね、もうね、デヘヘ(* ̄▼ ̄*)

出だしは母娘という関係?かと思えば幼馴染。
家族的な愛かと思えば独占欲じみた愛。

関係性や愛情の描写がその時々によって目まぐるしく変化するのは、とても引き込まれました。
途中で色々とヒヤヒヤ-男性キャラ(カシム)が登場したり、サラとリリスの関係がこじれたり-させられましたけど、着地(ラスト)も爽やかに終わって大満足。

とは言いつつもサラの設定を考えると、ちょっと切ない物が有りますが・・・二人の旅はまだ終わっておらず、それはまた別の物語という事でしょう。

・・・頂いた情報によると「売り上げ次第で続編を出せる」らしいというのが世知辛いと言えば世知辛いですが(苦笑)
※ツィートにあったらしいのですが、上手く見つけられませんでした(汗)

まぁこの辺りは刊行する、商業化するという点で仕方ないので続刊する事を祈りつつ買うしかないですね。


掲載サイト
魔少女毒少女/著:みかみてれん、画:夜汽車、監修:桝田省治(エンターブレイン ホビー書籍編集部) - カクヨム

※作者 みかみてれん先生の他の百合作品
鈍感な中3のお姉ちゃんが丁寧語の小5の従妹に「なにうじうじしているんですか」とか「いくじなし」とか言われる系の短編

『定期的に美少女の接吻を受けなければ死ぬ病』を発症した女性が山奥の療養院で美少女に世話されながら生きるのだけど(以下略)短編




当サイトの関連記事
「魔少女毒少女」の単行本が発売されるそうです

百合Web小説情報を頂きました!(「魔少女毒少女」)


関連サイト
※同じカクヨム様掲載の百合小説
オートドールは朽ちた世界で夢を見る/葉月双(カドカワBOOKS公式) - カクヨム


おっぱいちゃん(深夜太陽男) - カクヨム

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23:44  |  他事 小説(作品紹介)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.03.21 (Mon)

「ノノノ・ワールドエンド」を読みました!

訪問者様から教えて頂いた作品で、人を"気化"させる霧に世界中が閉ざされていき、人類滅亡が不可避な状況の中で二人の少女-ノノと加連-の交流を描く物語です。
百合的にはノノと加連の交流がメインと言うだけあって、かなり良いですね。

世界観が世界観だけにイチャラブ、と言う訳では有りませんが、ただ寂しかったというだけで加連と同行しようとしていたノノが加連を掛け替えの無い存在として求めていく様は、かなり来るものがあります。

特にその過程で、加連の言動に一喜一憂-加連に自分が認めて貰えているのかどうか-する心情や加連との交流-軽い口付けといったスキンシップも含めて-に喜ぶ心情は非常に素晴らしい。

滅び行く世界における少女二人の世界、というシチュエーションは昔の悲劇的な百合・・・いわゆる百合心中的な展開を思わせる面も有りますが、本作の場合は
・二人の想いは結局、誰にも邪魔される事は無かったこと
・滅びはほぼ全ての人類に等しく訪れている状況だったこと

という事もあり、切なくはあるものの、そこまで悲劇的な印象は無く個人的には思ったよりも楽に楽しめました。
それに、あのエピローグは-受け取り方次第ではあるものの-希望を持たせる物でしたから。

翻ってストーリー的な面を見ると、完全にタイトル通りの内容「ノノノ・ワールドエンド=ノノの世界の終わり」であり、良くも悪くもノノの視点の物語で終始しており、そこは好みが分かれるかも知れません。

と言うのも、加連が世界を滅ぼす一因を作ったのは確かですが、それを実行に移した人間は別に居る。
だが、ノノからすれば「いかに最後の瞬間までより良く加連と過ごせるか」、「いかに加連の想いや願いに応えていけるか」だけが大事で、そういった世界観や物語の真相はどうでも良いわけです。

そのため、ノノはそういった真相に限り無く近づくものの「加連への想い」が原因で衝動的に読者がその真相に触れる機会を永遠に奪ってしまう。
百合的にはかなり美味しい展開と言えるのですが(笑)、ややモヤモヤしたのは事実な訳でr(^^;)

また世界が滅ぶ原因も加連の口から説明はされるものの、"霧"については不明な点が多い感が強いです。
まぁ不明な点が多いからこそ、対策される事もなく世界が滅ぶ状況に陥った訳でリアルと言えばリアルですし、この手の解釈は管理人の理解力の低さが原因な事も多いので(汗)

纏めると
恋愛と明言されている訳では無いが、百合作品としてノノと加連の関係性は非常に良い。
ただ、物語として見るとあくまで二人の物語であり、「人類滅亡」という状況(物語)に対して二人が特別に活躍する訳では無く、そういう意味では盛り上がりに欠けるかも知れない。

といった所でしょうか。

一つのお話としては好みが分かれるかな?とも思いますが、個人的には二人の少女の物語・・・つまり百合作品として非常に楽しめました!

強いて何か言うとすれば、ハヤカワ文庫なので挿絵が全然無い事かな(笑)
他のライトノベル文庫だったらノノと加連の入浴+キスシーンは絶対にイラスト化されただろうに!(爆)

いやまぁ文章で情景を楽しむのが小説なので、挿絵が無いのが当たり前と言えば当たり前なのですが・・・そこは、ねぇ?(笑)


本/kindle


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22:55  |  他事 小説(作品紹介)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.03.06 (Sun)

小説短評(「ひめゆり1,2,3」、「ガールズキングダム4: 運命の雪月花)

●「ひめゆり1,2,3」
アパート管理人もの。
男性向け・・・と言うかハーレム系作品では割合良くあるシチュエーションですが、こちらは百合作品なので勿論主人公(管理人)は女の子である"夏樹"です。

あらすじから書くと
アパート(姫百合館)の取り壊しを聞いた住人(勿論、全員女性)が大家さんに抗議、そこで大家さんから提案された内容が「孫(夏樹)と誰か一人でも恋仲になれたらアパートの取り壊しを止める」。

"夏樹"と言う名前で男だとばかり思っていた住人達だが・・・

と言うもの。

作者様が同じで以前に話題にした「姫守の杜」もラノベチックなスタイルの作品と書きましたが、こちらもそのノリであり、こうしたラノベのお約束を盛り込んでくれるお陰で百合イベントが目白押し。

初っ端から夏樹の性別を確かめるために胸揉み、スカートめくりが炸裂しますからね(笑)
他にも結婚を回避する口実として夏樹が恋人役をしたり、ツンデレ娘に振り回されたりと良い意味でお約束が満載でテンポ良く楽しめます。

惜しむらくはキャラ毎のお当番回の分量に偏りがあったと感じることかな。
こういったキャラ配置の作品だとヒロイン毎に主役となるエピソードが盛り込まれますが、本作の場合は"さよこ"とメインヒロイン"晶"そして既にカップルとして成立、二人の馴れ初めが短編として収録されている"麗華"&"美弥子"以外の出番はやや少ない印象が。

一気に読み進めてしまうほど楽しめましたし、ラストも綺麗に纏まっていて不満と言う程では無いのですが・・・もっと長く楽しみたかったと言う想いも有りますね。




●「ガールズキングダム4: 運命の雪月花」
今回は絵理栖様の銀の契約(エクスシア)、3人組のお話。

あらすじとしては
劇中でも度々登場している絵理栖様のレストラン"エコールキッチン・エリス"が今ひとつ振るわず、このままではレストランを任されている3人"ゆきな"、"みづき"、"はなか"のエクスシア契約が打ち切られる可能性も。

絵理栖様としてもそれは本意では無いため、建て直しをみさきに依頼するが・・・

といった感じでしょうか。
ちょっとした経営再建ストーリーといった趣になっており、今回も面白いお話となっていますね。

百合的には、まずレストランが振るわなかった理由その物でしょうか。
言われてみれば「あ~」と納得なのですが、有る意味で3人組の"絵理栖様への惚気みたいな感じになっていますからね(笑)

そして主人公たるみさきのお嬢様 姫子様でしょうか。
自分では気付いていないのですが、ここ最近の言動はすべてみさきをセラフにした事によって浮かれている-ある種の惚気をする-ためによって取られていた事が判明。

お陰で周りからその点を突っ込まれて顔を真っ赤にするハメになったり、かと思えばみさきにちょっかいを出されて拗ねたりとみさきラブっぷりを披露してくれます。
主人公なので当然と言えば当然かも知れませんが、今回も安定して楽しませてくれました。

あと個人的に印象に残ったのは、やはり九重姉妹。
今回も言いたい放題(笑)

そろそろこの二人の謎にも迫って欲しいですが、このまま謎の傍若無人姉妹で終わるのも楽しいかな、とも思いますね(笑)

もう一編収録されていて、そちらは劇中にちょくちょく登場する菫様&みはやさんの主従の馴れ初めをみさきが聞くというもの。
家柄の違いから主従と言う形式を取っているものの、本当は親友とお互いに思っており、呼び捨てで呼び合う仲という中々に美味しい二人となっています。

まぁあのラストを見る限り、親友では無く本当は恋人といった方がしっくり来そうですけどねぇ(ニヤニヤ)




当サイトの関連記事
小説短評(「ガールズキングダム~金の契約~」、「姫守の杜」)
「ガールズキングダム2: サロンストラッグル」を読みました!
「ガールズキングダム3: 夢見る少女」を読みました!

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22:43  |  他事 小説(作品紹介)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.03.01 (Tue)

「スクールガールストライカーズ Novel Channel」を読みました!

スマホゲーム「スクールガールストライカーズ」の小説版。

百合的にはまな&伊緒のエピソード-人気者の伊緒の負担にならないよう、伊緒を避けようとするまな-以外はそれほど濃くは無かったかな。

ただ作品の設定である"次元"などのSF要素を活かした物語自体は非常に面白かったですね。
途中から察しは付いてくるものの、全エピソードを通じて登場する"あるキャラ"の行動がラストで繋がってくる展開は秀逸。

先述したように百合的にはちょっと弱いものの、基本的に女子オンリー作品なのとお話自体は面白いので「スクールガールストライカーズ」に興味があれば楽しめるかと。

ちなみに・・・原作であるスマホゲームですが、結局挫折していますOTL
起動可能とされるスマホエミュソフト「Andy」をインストール、起動自体は成功したのですが・・・落ちる、落ちる。

ソフトが重いのは何とか我慢出来るにしてもオープニングの初戦闘までに3回も落ちるようでは流石にお話にならない・・・。
設定を弄るなどで対処出来るのかも知れませんが・・・現状、プレイは難しい状況ですねr(--;)


本/kindle



Webコミック/ノベル公式サイト
スクールガールストライカーズ - 漫画 - ガンガンONLINE | SQUARE ENIX

※以下、関連サイト等
ゲーム公式サイト
スクールガールストライカーズ | SQUARE ENIX

アンソロジー公式サイト
スクールガールストライカーズ Anthology Channel | 作品紹介 | ヤングガンガン YOUNG GANGAN OFFICIALSITE

ドラマCD公式サイト
スクールガールストライカーズ ドラマCD | SQUARE ENIX


コミック/ノベル新刊


ドラマCD


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23:19  |  他事 小説(作品紹介)  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

2016.02.21 (Sun)

「いつか世界を救うために -クオリディア・コード-」を読みました!

男性主人公とみせて実は男装少女なのが2巻で判明、しかも内容は"天河 舞姫"なる少女を暗殺する糸口を見つけるべく、主人公"紫乃宮 晶"が徹底的にストーキングもとい調査&観察するという物で、一気に百合的期待が高まったTVアニメ企画進行中のラノベ(前日譚)作品。

まず肝心要にして最も気になる百合要素に関して言えば
百合だった。と言うか百合しかなかった。
ですね(笑)

何せ一連の事件の根本的な原因自体が、ある少女からある少女への歪んだ愛情ですからねぇ。
身も蓋も無い言い方をすれば、作中世界の超重要拠点である神奈川は百合的痴情のもつれで大ピンチに陥った訳ですな(笑)

そもそも"紫乃宮 晶"ことシノが女子である素振りがほぼ出てこなかった第1巻にしても結構な百合塗れ振り(笑)。

暗殺対象となった舞姫は神奈川の首席にして最強戦力であると同時にカリスマでもあるため、側近とも言えるメンバー-四天王-が居るのですが・・・この四天王も全員女性である事に加えて凄まじい舞姫ラブ振りを見せてくれます。

舞姫の可愛い姿を見てハァハァするのは当然のこと、盗撮だのゴミ袋漁りだのは日課と化しているという変態偏愛振り。
四天王における良心の最後の砦かと思われた青生さんも第1巻ラストで明かされた事実や第2巻お風呂場でのイラストの表情を見る限り・・・。

基本的にはコメディ路線である事や恋愛と明言はしないものの、シノを女子と知った上で「私、シノが好き」と言ってのける舞姫や先述した歪んだ愛情が炸裂する病み百合振りなど楽しめる要素は多いです。

またストーリー的にもシノが女子だと知っている&TVアニメ版PVを見ていても「???」となる-もしくはだからこそ「???」となってしまう-展開は秀逸。
管理人も途中である程度の察しは付いたものの、細かい点は分からない点が多く最後まで楽しめました!

コメディ路線で読みやすい展開をしつつも要所要所でシリアスな心情や百合要素を盛り込んでくる辺りは、流石に橘 公司先生といった所でしょうか。
「蒼穹のカルマ」を楽しめた方は勿論、初見の方も安心して楽しめる良作でしょう。

強いて不満を言えば、第2巻で本作(小説版)は終了と言う点ですね。
まぁ続きはTVアニメで観れる訳ですが・・・TVアニメ版は東京、千葉勢も合わせての展開なので、神奈川勢がどれくらい描写されるかは未知数。

出来れば今回で終わりと言わず是非是非続刊して欲しいところですが・・・。
そこはTVアニメ版の反響次第でしょうね。
どのくらい神奈川勢が活躍するかは分かりませんが、小説版の再稼動を目指して応援したいですね。


公式紹介ページ
富士見書房 | いつか世界を救うために -クオリディア・コード-

アニメ公式サイト
クオリディア・コード|QUALIDEA CODE



kindle


橘 公司先生のデビュー作 百合的にも非常に面白い作品です


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22:46  |  他事 小説(作品紹介)  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

2015.12.07 (Mon)

ひとつ海のパラスアテナ 第3巻を読みました!

百合海洋冒険譚の第3巻。
今回も良い意味で変わらない物語展開で非常に楽しめました!

ストーリ的には新たな世界観、設定が明らかにされ、ますます"冒険"という言葉がピッタリな内容に。
前巻は衝撃的なラストでしたが、今回は今後の展開にワクワクドキドキですよ!

百合的にも色んな意味でパワーアップしていますね。
語り所は色々と有りますが、タカやオルカのセリフを抜粋した方が分かりやすいので抜粋。

「だから、タカさんはアキさんを幸せにできないんですよ」
「『自分の人生からアキさんがアキさんがいなくなるくらいなら、そうなる前にあたしは死ぬわ』・・・って顔してますけどー。アキさんの幸せは、タカさんと一緒に生きていくことですよ?」

「少々ヤクブソクだけど、あんたがアキを幸せにしてちょうだい」

「ええ。そのためにわたしはここにいるつもりです」



「(タカ、アキに向かって)なんなの? あんたジゴロなの? 女と見れば口説かずにいられないの?」


「(タカ、ため息を吐きながら)パラスアテナがハレムになったわ」

とまぁこんな調子ですヨ!
管理人、本作をバスでの移動中に読んでいたのですが、顔がニヤけるのが止まらなくて
「ヤバイ!今の顔を見られたら通報されるレベル!冷静に!冷静になれ!!」
と、顔を真顔にするのに必死でした(笑)

と言う訳で今回も大満足。
次のお話ではまた新たな展開を迎えそうですし、百合的にも
・タカは正妻の座は守れるのか
・アキはまた女性を引っ掛けるのか(笑)

などなど気になる要素が満載。
次回も楽しみです!


公式サイト
ひとつ海のパラスアテナ

特別編掲載サイト
電撃文庫チャンネル(電撃文庫) - ニコニコチャンネル:エンタメ

当サイトの以前の記事
ひとつ海のパラスアテナ 第2巻を読みました!

小説短評(「魔法少女オーバーエイジ」、「大正月光綺譚 魔術少女あやね」、「ひとつ海のパラスアテナ」)

PV


本/kindle


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22:46  |  他事 小説(作品紹介)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.09.10 (Thu)

「サーヴァント・ガール」を読みました!

訪問者様から情報を頂いて読んでみた作品。
プロローグは難解な用語・・・"ホーキング輻射"やら何やらが頻出し挫折しそうになりましたが、主人公"静弦"が遠回しに「美少女に貶されるのって何かイイ・・・」と言い出した時点で、これは最後まで読める!と確信しました(笑)

アホか!(o ̄∇ ̄)=◯)`ν゜)・;'

はい、スミマセン。

真面目に内容を纏めると
難解な用語が頻出するものの、大雑把な理解で問題無く読める。
ストーリー、百合要素ともに質が高く、男性キャラも登場&活躍するが百合ップルである静弦&アリアの仲を裂くには至らない良作。

でしょうか。

まず肝心要の百合要素からですが、非常に良かったと思います。
主人公である静弦は最初こそ自らは異性愛者であると思っている-男性に告白した事もある-のですが、アリアにどんどんと惹かれて行きます。

まぁ美少女ゲームを好んでプレイしている辺り、下地は出来ていたとも言えますが(笑)
と言うか、作中で登場するスマホの美少女ゲームの一つは女性主人公バージョンも用意されているとの事ですが、何なんですか!その至れり尽くせりなゲームは!
「あたしを、お姉ちゃんの物にして・・・」
なんてセリフが飛び出すゲーム、是非プレイしたいよ!\(*`∧´)/
と、話が逸れました(笑)

こう書くとコメディくさいですが、静弦が美少女ゲームを好んでプレイするようになった経緯や理由はストーリー的に非常に重要かつ秀逸です。

作中でも言及されていますが、人間では無い存在に自らを全肯定される-この場合は美少女ゲーム-事に対する考え方や捉え方はとても面白く、アリアの関係とも相まってとても楽しめました。

一方アリアの方も最初こそ静弦を見下したり、誘惑したり(先述のゲームのセリフを言いつつ胸をはだけようとしたり)といった言動が目立ちますが、物語が進むにつれて機械奴隷という立場以上に静弦を愛するようになります。

キスシーンや文字通り一身同体になったり、といったシーンがある事や後書きで「人とロボットが恋をする話」と書かれている事から、百合作品として充分に楽しめる内容だと思いますね。

ストーリー的にはバトルが多めのアクション活劇的な作品だと思います。

戦闘描写には先ほどの難解な用語"ホーキング輻射"やら何やらが交えて描写されるため、少々難しいですが
・要はビームが撃てる
・要は瞬間移動できる
・要は愛でパワーアップする

といった理解で問題無いと思います(笑)
この辺りは格闘漫画で技の理屈を100%理解しないと楽しめない訳では無いのと一緒だと思いますね。

最後に男性キャラですが、以前に頂いた情報通り、結構登場&活躍します。
そのため男性キャラが出るのは苦手、という方はちょっと考え所かも知れません。

まぁ先述した通り、静弦&アリアの仲を裂くには至らないので個人的には問題無く感じましたが。
と言うか、メインで登場する男性キャラ二人の内一人は、むしろ応援したくなったくらいですよ(苦笑)

百合好きとしては勿論、静弦&アリアのカップル成立が良い訳ですが・・・流石に彼の立ち位置は辛いでしょうよ、と。
是非、彼には(静弦とアリアの仲を邪魔しない範囲で)幸せになって欲しいな、と思います。

以上でしょうか~。
情報を頂いた段階では価格的な事からリスキーな面があると言及しましたが、個人的には価格に見合ったとても良い作品だったと思います。

今回、キリの良いラストを迎えたもののちょっとした謎が残った事もあり、続きを読んで見たいと思わせる内容でした。
百合好きとしては、また静弦&アリアのカップルのエピソードを読みたいところですが、純粋にお話として面白かったため別のキャラの視点でも良いので続きを読んで見たいとも思いますね。


当サイトの関連記事
「サーヴァント・ガール」の感想情報を頂きました!



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23:03  |  他事 小説(作品紹介)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.09.02 (Wed)

Web小説短評(「魔法少女育成計 書き下ろし特別短編」、「安達としまむら 頼まれなくたって会ってやる」)

かなり以前に教えて頂いたWeb小説ですが、ようやく読了しました~。

●「魔法少女育成計 書き下ろし特別短編」
掲載サイト
月刊魔法少女育成計画 ――ライトノベル『魔法少女育成計画』をもっと楽しむためのページ  |  このマンガがすごい!WEB

第1話「三角形の彼方」
プリンセスチームの微笑ましいお話。
百合要素はあまり有りませんが、千子の色々とツッコミ所満載な行動や読後感の爽やかさは楽しかったですね。
・・・本編の事は思い出しちゃダメです。

第2話「Primula farinosa」
袋井魔梨華とスノーホワイトの後日談といった所でしょうか。
まりかの正体"袋井真理子"がかなり社会的に出来た人間なのが印象的でしたね。

こちらも百合要素はあまり強いとは言えませんでしたが、魔梨華(真理子)とスノーホワイトの何とも微妙と言うか、不思議な関係性は面白く、今後この二人がどんな友情を育むのか楽しみです。

原作最新巻 既刊もようやく重版がかかったようなのでもう少し入手しやすくなるかな?

コミックス版 展開がかなり早いですが、良い意味で構成が変えてあって面白いです



●「安達としまむら」 頼まれなくたって会ってやる
掲載ページ
安達としまむら『頼まれなくたって会ってやる』PAGE1|入間人間公式サイト

ボリュームはそれほどでは有りませんが・・・三角関係フラグ!?と思わず叫んでしまうような展開が!
・・・まぁ本作でそこまでドロドロ激しい展開にはならないと思いますが(笑)

とは言え、しまむらを安達と樽見が狙っているような展開になっているのは事実で、先が非常に気になる&楽しみ!
ラストに書かれているようにこのまま5巻へ突入して欲しいところですね!

本/kindle


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2015.08.13 (Thu)

ひとつ海のパラスアテナ 第2巻を読みました!

広報などでこそ百合要素の判断が難しかったものの、中身はかなりの百合要素があった海洋冒険譚の第2巻を遅まきながら-もう3巻が発売されているのに(汗)-感想を語りたいと思います。

で、読了した感想ですが・・・今回も良かった!
百合的には主人公"アキ"と新キャラである11歳の少女"オルカ"との交流が見所。

年齢が年齢だけに恋愛的というよりは家族愛的(作中でもアキがお姉ちゃん役になるといった描写がされています)なものの、常にどこか寂しさを感じているオルカが苦しんでいる時に駆け付けるアキの姿とオルカの心情はかなり美味しいですね。

また前巻のヒロイン"タカ"は今回も颯爽と登場してアキを助け、出番こそ少なめなものの百合的にもストーリー的にも美味しい役どころで、これまたニヤニヤしました(笑)

ストーリー的には、前巻が命の危機を真に感じさせる絶望感-特に孤独感-が強烈な印象を残しましたが、今回は基本的にアキがほとんどオルカと行動を共にしているので、そういった要素は控えめ。

逆に古代の秘密がほのめかされたり、海賊同士との抗争に関わったりで、冒険は冒険でもアクション的な冒険譚になった印象です。
そう言う意味ではやや趣が変わった印象はありますが、作風が激変した程では無いと思いますし、これはこれで楽しいので個人的には好きです。

正直、第1巻は胃が痛くなる所も多かったですし(苦笑)。
まぁその分、タカとの生活がニヤニヤ出来る&今回(第2巻)は"トカイ"の世知辛さが味わえるのでバランスは取れているとも(笑)

まとめると、今回も読んで損は無し!という感想ですね。
本格的にシリーズを続けていく事が確定したのか、今回は物凄い引きで終わっており続きである第3巻がかなり気になるところ。

妙に女性と縁があるアキに対して今後タカがどう出るのかとか(笑)、アキとタカ二人の年上に対して今後オルカがどう接していくのか等々、百合的にも楽しみ!
早く第3巻を購読したいですね!


●特別編
電撃文庫チャンネル(電撃文庫) - ニコニコチャンネル:エンタメ 掲載
アキととある"生物"との出会いの物語。
第1巻を読んだ方に取ってはお馴染みのタカからアキへのからかいが招いた勘違いストーリーかと思いきや・・・?という展開で非常に面白いお話でした。

受け止め方によっては百合要素も感じられ、本作を楽しむ事が出来た方は勿論、これだけで読めない事は無いストーリー(あらすじで世界観をチェックしておけば一応読めるかと)なので是非チェックをお勧めします。

公式サイト
ひとつ海のパラスアテナ

当サイトの以前の記事
小説短評(「魔法少女オーバーエイジ」、「大正月光綺譚 魔術少女あやね」、「ひとつ海のパラスアテナ」)

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2015.05.06 (Wed)

「ガールズキングダム3: 夢見る少女」を読みました!

連作同人小説「ガールズキングダム」の3巻。
あらすじからするとみさきときらら、メイド陣のお話のようですが実質的には神楽様のお話ですね。

これまではどちらかと言うと百合要素的にはお嬢様とメイドの関係がメインといった感じでしたが、今回はお嬢様(社交科生徒)同士の関係がメインとなっており、また一段と幅広い作風を感じさせます。

幅広いと言えば、みさきときららが挨拶回りをする展開があり、そのお陰で他の様々なキャラが初登場&意外な一面を見せてくれました。

特に劇中でみさきが少し言及していますが、めいさんが(笑)
前回ではスッとした、どちらかと言えばカッコイイ系の人かと思っていたのですが・・・思いの外、ダメ人間でした(笑)

え?他人の人間性を簡単に揶揄するのは感心しない?
う~~ん、もっともですが、四つん這いになって小さい女の子を背中に乗せて悦に入る姿に対する感想となると・・・やっぱり、ねぇ?(笑)

新キャラで一番印象的だったのは姫子様と只ならぬ因縁が有りそうな姫子様の昔の女紫苑様。

ビジュアル的にドストライクというのも有りますが(笑)、姫子様との関係など今後の物語において重要なキャラになりそうで非常に気になるキャラですね。

以上でしょうか。
元々お嬢様とセラフ・・・未来の専属雇用が約束されたメイド学生という持続性のある関係が大きな魅力だった本作ですが、今回の神楽様のお話もバレーボール選手である美奈子様を立ち上げ予定の自社の選手という未来のビジネスパートナーに迎える、未来-卒業後-へと続く関係を感じさせる物語でした。

熱烈な恋愛ストーリーではありませんが、高校に結んだ関係が持続するという点では一緒であり、今回も面白く魅力的なお話でした!

新キャラが一気に登場した事もあり、次回以降にどんなお話が展開するのか、また楽しみです!


当サイトの以前の記事
小説短評(「ガールズキングダム~金の契約~」、「姫守の杜」)
「ガールズキングダム2: サロンストラッグル」を読みました!


既刊


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