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2013.06.16 (Sun)

PSVita百合ゲーム紹介「限界凸騎 モンスターモンピース」

要約
さて今回紹介するのは「限界凸騎 モンスターモンピース」。
ソーシャルゲームでは良く見かけるものの、パッケージソフトでは少ない印象があるカードバトルゲームという事で大きな話題になり、売上も良かったようです。

そんな本作ですが、当サイト的に・・・つまり百合的にはどうだったかと言うと
悪くは無いが、百合ゲーとして楽しむには百合要素が少ない
と言ったところでしょうか。

当サイトでも話題に挙げていましたが、ストーリー自体は女性主人公であるメイちゃんが親友のエルザを助けに行くというもので百合的にはかなり良いシチュエーションです。

また行く先々で出会うキャラクターも全て女性であり、この点からも百合的には決して悪く無い作品です。
(特にヒミカはメイちゃんにデレまくるようになります)

では、どこが問題かと言うとキャラの掘り下げや演出が足りないこと。
まず掘り下げという点ですが、話の大筋がお使い的な流れになっている上、AVGパートが足りないんですね。

具体的に言うと
アイテムを集める必要があると言われる

各地方(マップ)を巡ることに

各地方(マップ)開始と最後にAVGパート

となっており、基本的に各マップにAVGパートは2つしかありません。
(と言うか、マップ画面でする事はバトルとポイント等の回収しかなく最初と最後のAVGパート以外は非常に単調)

この少ないAVGパートでメイちゃん達メインメンバーの話や物語の核心に触れる話、そして各地方(マップ)に登場する代表を務めるキャラクターの話もする事になる訳です。
そのため本筋の話自体は悪くなく、盛り上がりもそれなりにあるもののキャラクターの掘り下げは全く足りません。

キャラ毎に色々と魅力的な設定・・・例えば
・マスターで無くなり、バディとなったモンスター娘とのバディを解消しなければならない事に悩む
・家からの期待や要求に苦しむ

などがありながら、それらを中心にしたエピソードはありません。
それどころかこういった"設定"が出てくる事によってプレイヤーに取って寝耳に水な話が頻出してしまうという事態に。

先ほどの項目を例に取れば
・モンスター娘を使役できる"マスター"は一定の年齢が来ると力が喪失し、マスターでいられなくなる"らしい"。
 が、明確な説明が無いまま、キャラ達がさも当然のように話を進めるため、プレイヤーは置いてきぼりです。

・上記の理由によってバディのモンスター娘とのバディ解消に悩むという話が出るのですが、そのバディのモンスター娘は登場せず。
 それほど絆のあるキャラという設定なら、登場させた方が感情移入や話の展開という面で面白かったと思うのですが。

・家からの期待がどれほどの重圧なのかが今ひとつ伝わり辛い。どれくらいの名家であるかの描写があまりに少ない。

等々。

演出面でもCGは6枚しか無く、その内1枚は背景(キャラのCGでは無い)という・・・。
内容もマッサージシーンや温泉シーンといったお色気CGといったニュアンスが強く、ストーリーの盛り上げという点にあまり寄与しているとは言えません。

また特徴的かつメイちゃんが実行している設定で百合妄想させてくれるシステム(笑)と期待された"こすりシステム"もフィア以外のモンスター娘とメイちゃんの絡みは全く無いため、ストーリーや百合な盛り上げにはほとんど役立っていません。

後述しますが、本作は元来が対人戦カードバトルを念頭に置いている感が強いため、AVGパートの比重が小さいのが原因かと思います。
ただ、それでもキャラ数を減らして、その分内容を充実させるなど色々とやり方があったのでは無いかと。

カレンのツンデレっぽい言動や後半になるとメイちゃんにデレまくりのヒミカ、エルザやフィアとの友情など百合的に美味しい設定が多かった分、もう少し内容を濃くしてくれれば・・・と感じました。

ではゲーム的な面はどうでしょうか。
個人的にはカードゲームとして面白いと思いましたね。

ルール自体は比較的シンプルですが、色々な戦略やデッキ編成が楽しめます。
色を揃えてオーラボーナスを重視する、種族を揃えて融合を重視して速攻をかける、才能やスキルを重視する等々。

この辺りはカードゲームではお馴染みの要素ですが、やはりデッキ編成を色々と考えるのは楽しいです。
また綺麗なイラストが豊富で新しいカードが出る度に楽しい気分にさせてくれます。

ただ・・・難点も結構あります。
まずCPUが非常に弱い。

この手のゲームは対人戦が醍醐味ではありますし、基本的にCPUは弱いものです。
が、それらを考慮してもCPUの思考ルーチンが貧弱。

何せ、登場する敵の戦法が最初から最後まで大差無いと言う・・・。
せめて各マップ毎のボスやラスボスくらいは特徴的なデッキや戦法を駆使して欲しかったです。

次にカードの入手に関して若干嫌らしい点があること。
具体的に言うとコスト管理系のカードが1種類を除いて対人戦勝利報酬か課金DLCでしか入手出来ない点。

カードゲームをプレイされる方ならご存知かと思いますが、基本的にカードゲームにおいてコストを増減できるカードは非常に重要です。
特に序盤にコスト管理系のカードを展開できるか否かで大きく戦況が変わります。

本作の場合、マナというコストを消費する事によってカードを展開するのですが、このマナを増やしたり相手のマナを減らしたりするカードが普通に1人でプレイしていると1種類しか入手出来ないんですね。

ある意味、最重要と言えるカードが対人戦勝利報酬か課金DLCでしか入手出来ないと言うのは新参プレイヤーに取ってはちょっと辛いんじゃないかな、と。

もちろん、このカードが無ければ絶対に勝てないという訳ではありませんが・・・個人的にはあまり良い印象は持てないですね。

あと問題なのは似たようなカードが多くなってしまっている点。
本作ではカードをこする事で剥くカードに薄着になってもらい、カードを変化させる事が出来るのですが・・・このシステムは色々と楽しい反面、カード管理の面ではちょっと大変です。

と言うのも、ぱっと見は同じ名前でも内容が異なるという事になるから。
具体例を挙げると
ヤマタノオロチ(厚着)
ヤマタノオロチ(薄着)
ヤマタノオロチ(水着)

といった具合です。

で、これだけならまだ良かったのですが、カードによっては-や+が付く物があり、そうなると
ヤマタノオロチ(厚着)
ヤマタノオロチ(薄着)
ヤマタノオロチ(水着)
ヤマタノオロチ+1(厚着)
ヤマタノオロチ+1(薄着)
ヤマタノオロチ+1(水着)

1種類のカードに何種類ものバリエーションが存在する事になり、カード判別や能力把握が非常に煩わしくなってきます。
(しかもノーマルと+-付きカードのイラストは全くの同一なのでイラストだけでは判別不可能)

好みの絵柄のカードが活躍できるよう多彩なバリエーションを付けた結果だとは思うのですが、管理人のように整理整頓が苦手なタイプに辛かったですね(笑)

以上の事から、基本的に本作は1人でじっくり楽しむ作品というよりは対人戦を楽しむ作品と言えます。
ゲーム的には面白い作品ですし、百合的にも設定は中々良かったのですが・・・完全百合目的でプレイするには少々コストパフォーマンスに欠けると言わざるを得ません。

純粋にカードバトルを人間と楽しむ前提でプレイしつつ、ちょっとした百合要素を楽しむ・・・そういった姿勢でプレイすれば楽しめる作品だと思います。


作品の方向性
作品での百合的要素の重要度
軽い    重い
百合の方向性
友愛    恋愛
作品の雰囲気
コメディ    シリアス
男性の(百合的な)重要度
軽い    重い

こんな人にオススメ
●カードゲームが好きな方

百合的な見どころ
●ストーリーモードにおけるメイちゃんと他キャラの関係
 
ゲーム的な見どころ
●シンプルなルールで楽しみやすいカードバトル
●美麗で豊富なカードイラスト

注意した方が良いかも?な点
●CPUは非常に弱く、対人戦が前提と言って良いバランスとなっていること
●対人戦での勝利報酬または課金DLCでないと入手できないカードがあること


対応機種 : PSVita
ジャンル : 萌えカード対戦ゲーム
プレイ人数 : 1~2人


公式サイト
限界凸騎 モンスターモンピース


限定版/通常版


攻略本(イラスト集)


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11:12  |  PSVita カード対戦+AVG  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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